コロナは続いているものの、徐々に普通の暮らしを取り戻しつつあるシンガポールですが、ここ1年ほど、賃貸物件不足と賃貸価格の値上がりで大騒ぎになっております。
コロナの時期に一定数の外国人駐在員がシンガポールを去り、しばらくは家賃が停滞していましたが、早々に国境を開き、Withコロナの姿勢をはっきりと打ち出したシンガポールにはどんどんと外国人労働者が戻ってきている印象です。コロナと人権問題で、住みづらくなっている香港からの横流れもあり、物価が高いとはいえ、インフラが整っているシンガポールはまだまだ外資にとって魅力的な国なのかもしれませんね。
コロナ最盛期は、ど暇だった私の仕事が忙しくなってきているので、実際にかなり入国してきているなーと感じます。銀行口座開設はめちゃ混みで、とうとうDBSの窓口では口座開設をしてくれないブランチも登場しているようです。とりあえず、みんなオンラインで開設しろという感じでしょうか。
実はうちの家の前も、新しいコンドミニアムを建設中なのですが、通常なら2年くらいで完成するような物件が、既に4年以上建築中のままで、まだあと1年くらいは終わりそうにありません。自分の住んでいた古いコンドミニアムがエンブロックになり、新築のコンドを買ったけれども、コロナの影響でまだ完成していないシンガポール人たちも賃貸物件に住んでいる影響もあるかもしれませんね。
では実際には、どれくらい上昇しているのでしょうか?Twitterなどでは、やれ30%だ、40%だ、50%だという話を耳にしますが、こちらのチャートを見てみましょう。これはシンガポールのコンドミニアムの賃貸価格トレンドチャートです。クリックするといつを基準にしているかがわかるようになっています。
2013年の1月頃にピークをつけてから、ジリジリと賃貸価格が下がってきているのがわかります。これは10年くらいシンガポールに住んでいる人なら体感したのではないでしょうか。うちの賃貸も少し下がりました。
そして2020年の4月くらいから、グッと急激な上昇をしているのがわかると思います。
2020年4月に112.6だった数値が2022年の7月に147.9になっていて、35.3ポイントも上昇しているので、約31%の上昇となります。エンブロックが多かったイーストコースト、ブキティマ、ファーラーロード辺りは、もう少し上昇しているのかもしれませんね。
こちらのチャートは下のリンクからどうぞ!
自分が住みたいコンドミニアムが実際にいくらで取引されているのか知りたい場合はこちらのURAのサイトで調べるのがおすすめです。
直近半年分くらいの時期を調べるのが良いかもしれません。コンドミニアムを1回5つまで選べるので、それ以上ある場合は複数回調べることになります。このサイトはコンドミニアムの名前が必要なので、まずプロパティーguruなどで、調べておきましょう。
最近はプロパティーguruなどに提示されている賃貸価格と実際の取引にかなり差があるコンドミニアムもあるので、大家側がイケイケなこういう時期は、適正価格がどれくらいなのかを自分で調べておくのも重要です。特に、更新の際は、家賃交渉時の目安になると思うので、ご参考にされてくださいね
URAのサイトはこちらからどうぞ!
少し前の動画になりますが、シンガポールの不動産賃貸について作ったYouTube動画はこちらから!
最後までお読みいただきありがとうありがとうございました♪
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