まだうちの息子が1歳くらいの時に、うちのコンドミニアムでベビーサークルをオーガナイズしていた私。メンバーはシンガポール人や、インドネシア人やフィリピン人や日本人だった。
その時に知り合ったシンガポール人のCちゃんは虚言癖があり、数々の逸話を残してくれました。
ある日、Cちゃんがシンガポール名物チキンライスを作ってくれると言うので、彼女の家でランチをする事になった。
振る舞ってくれたチキンライスがとても美味しかったので、お料理好きな日本人のMちゃんが、どうやって作るの?とレシピを聞いていました。
後日、早速教わった通りにチキンライスを作ってみたMちゃんでしたが、どうも味が違うので、Cちゃんに電話して聞いてみたところ、それは使ってる醤油が違うとか、これはあーして、そこはこーして、と追加のアドバイスをもらい、スーパーに行って、指定された醤油を買い、もう一度作り直したいけど、やっぱり味が違う。
もう一度、Cちゃんに電話して事情を話したが、また、ここをこーして、あーして、という指示を受け、再挑戦してみたが、やっぱり出来上がると味が違う。
1日に3回チキンライスを作り、疲れ果てて断念したMちゃんが、後日、ランチの時に一緒にいた別のママ友Eちゃんに、やっぱりチキンライスは奥が深いわ〜と話すと、Eちゃんはキョトンとした顔で、何言ってんの?Cちゃんは朝からブキティマのホーカーでチキンライス買い込んでたで、と。
はあっ?
でも、炊飯器からライス出して、鍋からチキン出してたやん!
あ〜 みんなが来る前に、移してたで!
そこまでする??
また別の日には、自分は5歳の時にオーストラリアに家族で移住したから、家族はメルボルンに住んでると言う。
5歳で移住したわりには、えらいキツいシンガポールアクセントがある英語喋るな〜と思い、やっぱり聴力が発達している時にシンガポールにいると英語がなまるのかと思い、当時ローカルの保育園でめちゃめちゃシングリッシュを喋っていた息子をとっととインターに移しました。
しかし、後で色々話を聞いてると、オーストラリアに住んだ事はないっぽい。
おいおい、もう少しローカル保育園で長時間預かってもらえたのに、休みが多くて学費の高いインターに移してもーたがな!
また別の日には、昔何をしていたのかという話になり、あ〜私MBA取ってドイツ銀行で働いてたんよと言う。
んん?
それって、同じベビーグループのHちゃんの話やんな。しかもその話をCちゃんがしている時に、すぐそばにHちゃんがいて、聞こえてくる話に、んん?いや、それ私やん!となった。
Cちゃんの経歴は、ある時はバンカー、ある時は花屋、ある時はパン職人と、その後もどんどんと変わっていった。どうも話をしている相手に合わせて、詐称する経歴を変えているようだったが、以前自分がついた嘘については記憶がないようで、話がマッチしないことには、あまり注意を払っていないようでした。
その後、オーストラリア人の旦那と子供達と一緒に、オーストラリアに本当に移住したCちゃんでしたが、イギリス人のPさんとの浮気を、友達にバラされ、旦那さんと別居する事になった。でもそのイギリス人のPさんはオーストラリアの某ドイツの高級車会社の社長で大金持ちだから大丈夫と言っていたが、ある日彼がクビになったという事で、単なる店のマネージャーだった事が発覚した。
そんなCちゃんが前回シンガポールに遊びに来た時に、どこに泊まってるのと聞いたら、マリーナベイサンズと言うので、みんなでディナーに行く前に、Cちゃんにホテルまで車で迎えに来てと言われて、マリーナベイサンズに迎えに行こうとしたEちゃんに、マリーナベイサンズじゃなくて、ここに来てと言われたホテルは、オーチャードにあるバジェットホテルだったらしい。
相変わらず嘘の詰めが甘いCちゃんの最近のマイブームはトラストファンドらしく、今回のシンガポール旅行の際には、親が自分に5ミリオン(約5億円)のトラストファンドを残してくれていて、別れた旦那も子供達に数億円のトラストファンドを残してくれていると言っていた。
まだまだ続くCちゃんの虚言癖ですが、次はどんなクリエイティブな嘘をついてくれるのか、密かに楽しみにしている私です!
そんなCちゃんと一緒に行ったシンガポールの穴場シーフードレストランのYouTubeはこちらから!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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