シンガポールでTwitterのオフ会に行った後、夜中にチャリで帰るハメに！

シンガポールに住んでいる日本人でTwitterをやっている人たちのグループをシンツイ界とか、ツイシン界とか呼ぶようですが、2年前にYouTubeを始めてから私もTwitterを使うようになり、Twitterを通して知り合った方も数人います。

Twitterを始める前のイメージは、人を攻撃するためのツールみたいなのかなと思っていましたが、シンガポールのTwitter界の皆さんは優しい方が多く、色々な情報を瞬時に教えてくれたりもします！

そんなシンガポールTwitter界の有名人「おいでよシンガポール」さんが主催する忘年会があると言うので、カメラマンみっちゃんと参加してきました。

忘年会はクラフトビールで有名なSG Tapsさんで行われました。Twitterのオフ会も、SG Tapsさんも、そして最寄駅のMaxwellに行くために乗ったトムソンラインも初めての私は、張り切って、主催者の「おいシン」さんより早く着いてしまったくらいです。そう、行きは順調にMRTで着いたのです。

忘年会は盛り上がり、今までTwitter上でしか知らなかったシンツイ界の方々にも会えて、とても楽しかったのですが、終わってからタクシーを呼ぼうとしても、なかなかつかまりませんでした。金曜日の夜、クリスマス前ということもあるのか、グラブもゴジェックもコンフォートもつかまらない… もういいや、MRTで帰ろう！と思い、MaxwellからStevensまで新しいトムソンラインに乗り、Stevensでダウンタウン線に乗り換えようとしたら、あら？改札が閉まってる… どうも終電を逃してしまったようでした。

仕方ないので、Stevensの駅を出て、ブキティマロードでタクシーをさがしましたが、またしても見つからない。いくら呼んでもダメ。するとカメラマンみっちゃんが、

「自転車で帰るか？」

えっ？正気か？ここから家まで7キロはあるで。おまけに私たちは普段から全く運動をしていない50代のおばちゃんコンビ…

「いや、無理やろ」

「でも、このままじゃ家に帰れないよ」

確かに…

私は以前、息子が入れてくれたシェア自転車のAny Wheelのアプリがあったのでそれを使い、みっちゃんはアプリを入れる所からスタート。老眼で見えない中、なんとかアプリを入れてチャリをゲット。

金曜日の夜中1時過ぎに、おばちゃんライダーがブキティマを走る姿はかなりシュールな光景だったでしょう！めっちゃ尿意をもよおしたので、途中、アダムロード近くのガソリンスタンドでトイレ休憩をはさみ、その後は休みなく一気に家までこいでいきました。途中、何度かこけそうになりましたが、高校時代はチャリ通学だった私、昔の経験がこんな所で役に立つとは！無事に家の近くの自転車置き場に到着。1時間くらいかかったと思います。

えーっと、どうやってロックするんやっけと思いながら、自転車を立てると、カチッという音がしたような気がしたので、これでいいかと思い、とっとと家に帰りました。

翌日、Any Wheelのアプリを見ると、360分使用18ドルとなっているではありませんか！360分？？　いやいや、いくら私がトロくても6時間もかからへんし、と思いハッとしました。これはまさかまだロックがかかっていないのでは？18ドルのうちわけは13ドルの使用料と、ちゃんと指定自転車置き場に置かなかったための5ドルの罰金でした。疲れ切っていた私は、指定自転車置き場でQRコードをアップロードするのも忘れてしまったのでした。