うちの老犬ペッパーが14年の命を終えました

先日、ブログでうちの老犬ペッパーが老化してボケてきた話を書いたところだったのに、今日の早朝5時にペッパーが亡くなってしまいました。

昨日の夜にご飯をあげようとしたのですが、手作りのチキンと野菜のおかゆは匂いがよくわからなくなってしまったようで、口を付けませんでした。そこで、買い置きしてあるシーザーの缶詰を少しやると、私の手を噛むほどの食いつきようで、バクバク食べ出したので、おかゆに少しシーザーを混ぜてやると、完食しました。もう嗅覚もなくなってきているんだなと思っていました。

いつも寝ていたビーズクッションも高さがありすぎるのと、ビーズが中で動くので、なかなか上手に自分の気に入った体制にできないようだったので、バスタオルを4枚重ねしてベッドにしていました。オムツから時々尿漏れして、タオルを一気洗いしなければならない日も少なくありませんでした。

ここ2、3日は後ろ足が立たなくなり、立ってご飯を食べる事ができなくなっていました。そこで、寝ているタオルの上で、寝たままご飯を食べるようになっていました。それでも食欲は旺盛で、私が作ったお粥をペロリと平らげていたので、まだまだ大丈夫だなと安心していました。

昨日の夜に散歩に連れて行った時に、もう長い間は立てないので、抱っこして草地まで連れて行き、おろしておしっこをするのを待っていましたが、ジャーっとすると、ストンと座り込んでしまいました。なんだか嫌な予感がして、娘に電話して、もう長くないかもしれないと告げると、なんで仕事中にそんなこと言うのよと泣き出してしまい、しまったと後悔しつつ、まあまだご飯も食べているし、大丈夫かな〜となだめ、エレベーターロビーで立っているペッパーをビデオで見せてあげました。

その後、いつも使っている磁気の機械をペッパーに当て、ポカポカと暖かくなるので、気持ちが良いようでスヤスヤと寝てしまったので、私もベッドに入りました。

早朝にゴトゴトと音がしたので、起きると、うちの旦那がペッパーに添い寝してリビングで横たわっていたので、どうしたん?と聞くと、呼吸が速くなっていると言いました。通常脈拍が40くらいのところが80になっていると言うので、様子をみてみると、口の中に少し吐いたので、トイレに連れて行き、口を下に向け、少し指を突っ込んでみると、クーンとないて、もう少しだけ吐きました。ここ数ヶ月もう吠えることもなくなっていたので、ペッパーの声を聞いたのは久しぶりでした。でもそれが最後の声となってしまいました。その後すぐに目が開きっぱなしになっていたので、パンパンと体を叩いたり、呼び掛けたり、心臓マッサージをしてみたりしたのですが、数分後には瞳孔が開き、心臓の音もしなくなってしまいました。あまりにも、あっという間の出来事で、私たちも呆然としてしまいましたが、目を開いたまま亡くなってしまいました。

とりあえず、ロンドンにいる娘と息子に電話をして、そのことを伝え、大泣きしている娘をなだめました。息子はショックを受けているようでしたが、わりと冷静で、逆に私たちのことを気遣ってくれました。

朝から半日の仕事が入っていた私は、今日の午後2時に火葬場の予約をしてから、仕事に行き、その間、ペッパーの遺体はベッドルームにキンキンに冷房をかけて、置いておきました。1時ごろ仕事から帰ってくると、ペッパーの体はもうすでに硬直していました。最後に可愛いドレスを着せて火葬場に連れて行ってあげようと思っていましたが、それもできませんでした。

火葬する前にお花を入れてあげようと、仕事帰りにフェアプライスに寄ると、偶然、インドネシア人の友達に会い、2週間後のバリ旅行の際にペッパーを預かってもらう事になっていたので、今朝、亡くなったことを告げて、どういう感じで亡くなったのかを説明している間に、また大泣きしてしまいました。

午後2時にマンダイロードにあるペット用の火葬場に連れて行き、お花で綺麗に囲んであげて、白い布に包まれて、そのまま火葬されました。プライベートの火葬を選んだので、ゆっくりとお花を飾ってあげて、最後の時を過ごす事ができましたが、炉の中に入れられていくペッパーを見るのは、やはり辛いものでした。

家に帰ってくると、ペッパーが使っていたタオルや、トイレがそのまま残っていて、ペッパーだけがここにいない寂しさに、また大泣き。ペットを飼った時から、いつかは来ると思っていた日でしたが、その日はあまりにも突然に、そして、あっけなく、やって来ました。娘の9歳の誕生日にと飼うことにした犬でしたが、子供たちが巣立った後も、家族の一員として我が家にずっといてくれた犬でした。

頑固で、妙に自分の意思が強い、人間のような犬でした。最後は少しボケて、徘徊したり、壁に頭をぶつけたりしていましたが、天寿を全うしたような亡くなり方だったのは、いつも達観したような表情をしていたペッパーらしかったのかもしれません。

子犬の頃のペッパー まだ母親犬と一緒に!

また思い出しては泣いてしまいそうですが、ペッパーとの14年間の思い出と共に、生きていきたいと思います。

ペッパーを連れて行った最後のドッグカフェのyoutube動画のリンクをつけておきます。ペッパーの14年間の生涯も一つの動画にまとめようかな。

最後までお読みいただきありがとうありがとうございました♪

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