シンガポールの医療エステ

コロナの最中に医療エステに通い始めた私。きっかけはカメラマンみっちゃんと初回エステ50ドルとか、無料みたいな所に行き始めたことでした。しかし、2軒目にして、既にパッケージを買ってしまった意志の弱い私。無料体験エステの後、結構良いな〜とは思ったのですが、12回パッケージが通常4800ドルのところを3600ドルと言われ、それでも、たっけーなーと思ったのですが、イタリア人のイケメン風セールス男に、高いから無理だよねと言われ、プッチーンとキレて、買ったろーやないのと、アメックスをきってしまった…

あかん、この見栄はりのクセをなおさねばと思った時には既に遅く、すっかりこの伊達男の術中にハマってしまった。

そこから月に一回のペースで通っているのですが、医療エステって、どんな事をするかと言うと、基本的には色々な機械を使って施術をしていきます。このサロンは肌の状態によって、様々な機械を使い分けていきます。

今まで私がやったのは、マイクロニードリング、ミニハイフ、ラジオ波、超音波などで、だいたいこのうちの1〜2種類の施術+超音波のローラー、パック2種類くらい、最後のパックは酸素カプセルをかぶせられるというのが1時間くらいの間に行われます。

マイクロニードリングというのは、突起状のものが付いているローラーみたいなものを顔に当てて、皮膚の表面の組織を一旦壊して再生させる感じでしょうか？痛くはないですが、ゴトゴトと顔の上を硬いものが当てられている感触があります。これはどうも肌のキメや引き締めに効くのか、これを始めてから、少し毛穴が小さくなったような気がします。

ミニハイフというのは、ハイフのレベルの低い版だと思われますが、皮膚の奥の組織を壊して、中から再生する時に肌が若返る的な？ものだと思います。

ラジオ波も皮膚の奥の組織を壊すという仕組みは同じですが、これは熱で壊していく感じで熱いです。ジェルを塗っているので、熱さはそれほど感じませんが、たまにジェルが薄い所に当たると、あつっという感じになるので、相当な温度なのではないでしょうか？

超音波は全く痛みはなく、ローラーを転がしている感触ですが、何に効いているのかは、イマイチわかりません。

6回くらい終わったところで、例の伊達男が、あと12回分買って、プレミアムパッケージにしないかと言ってきました。プレミアムパッケージにすると、1回の施術も1時間半になるし、化粧品を一通りあげるし、使い切ったら3回まで交換してあげるとのこと。それでも、うーんと迷っていると、じゃあウルセラ2回も無料で付けてあげるとのこと。それでも、どーしよーかなーと迷っていると、わかった、じゃあ今までのエステを帳消しにして、最初から24回のパッケージにしてあげるよ、と。

この時点で、私の金持ちインドネシア人友達はパッケージをプレミアムにアップグレード。ウルセラが1回3000ドルくらいするらしいので、2回分で6000ドルか〜、おまけにこれからまだ24回できるとしたら、1回分のコストは下がるな〜と思い、つい私もアップグレードしてしまった。しかし2回目の支払い3600ドルには、しっかりGSTを取られました！

そして、やってもらったウルセラ。3時間くらいはかかると言われたのですが、その理由が後でわかることになります。

痛い。痛いのよ〜　激痛が走るわけではないのですが、重苦しい痛みが頭痛のようにしみる感じで、一気にできないので、休み休みやっていきます。これを3回くらい当てるのですが、終わった後は、二度とやりたくないと思いました！

効果は6ヶ月くらいかけて、徐々に見えてくると言われましたが、その後も定期的に医療エステをしているため、一体、何が効いているのか、いないのか、よくわからないというのが、率直な感想です。

しかし、何かが効いている気はします。医療エステをやる前よりも、顔が明るくなり、シワもタルミもマシになったような気がする。歳をとると、シワだけとか、シミだけとか、単体の悩みではなく、総合的に色々と崩れてくるので、一回の施術で色々同時にやってくれるのはありがたいし、珍しい感じのパッケージのような気がします。

30代の人にはまだ必要なさそうだけど、40代以降の人には結構良いかもと思います。効くのか効かないのかよくわかりませんが、鬼のような量のめっちゃ高い化粧品をたくさんもらいました！定価で計算すると、これだけで2年のパッケージ代超えてるかもという感じです。