今回のアテンドで周ったインターナショナルスクールの2校目はNexus International Schoolでした。現在の新校舎に移転してから数年たちますが、施設はまだまだ新しい印象です。シンガポールの東側にありますが、中心部からもそれほど離れていないので、距離的には通いやすい位置になると思います。
学校の規模は中規模ですが、校庭はその割に広めで、色々な運動に使えそうですね。
こちらが生徒の国籍分布図になります。以前はもう少しインド人が多かった印象でしたが、今は中国人が15%でトップ、イギリス人が13%、オーストラリア人が10%、インド人が8%という感じのようです。日本人は5%で、クラスに1〜2人はいるくらいかな。
プールも立派で、水泳は体育の授業にしっかりと組み込まれています。
幼稚園の教室はこんな感じで広くて楽しそう!低学年の教室はオープンコンセプトになっていて、教室の仕切りがなく、かなり自由に行き来できるデザインになっているのが、他のインターとは違う印象です。
もちろん立派なオーディトリアムも完備していますので、コンサートや劇などのイベントに使用されます。日本の市民会館レベルだな〜
食堂もまあまあ広く快適そう!
インターの食堂は、低学年までは事前オーダー制で、大きくなると自分で交通カードなどで買っていく学校が多いのですが、ジュースやお菓子なども売っているので、親が知らない間にバンバンとお金を使われてしまう事もある!
メニューはこのように日替わりで、ベジタリアンにも対応しています!多種多様な宗教や文化の生徒がいるので、食堂のメニュー作りも大変そう!
図書室も低学年と高学年に分かれていて、こちらは低学年用です。低学年のうちは、英語のレベルによって本にシールが貼られていて、先生にこの色のシールの本から選んでねと指示される事が多いと思います。
さて、英語が母国語じゃない生徒の英語の補助授業ですが、3レベルに分かれていて、普通の日本人が最初にシンガポールのインターに入ると一番下のレベルになる事がほとんどだと思います。NexusではこのEALの一番下のクラスが8月からの一斉スタートになるらしく、途中入学ができないシステムに変わったようです。基本的には1年間はこのクラスで他の授業も受けるので、最初は英語のネイティブスピーカーとは別クラスでのスタートになるというソフトランディング型。
このEALもしくはESLの考え方は学校によって違うのですが、大まかに分けると2パターンあります。
いきなりネイティブと同じクラスに入り、ネイティブの生徒が中国語などの外国語を習っている授業時間に英語の補助授業を受けるパターンと、最初は非ネイティブと一緒に英語以外の授業も受けるパターンです。
Nexusの場合はハイブリッド型とでも言いましょうか、英語のレベルが一つ上がると、ネイティヴのクラスに入って、ネイティブの生徒が外国語を学ぶ時間に英語を学ぶというパターンです。
意見は分かれるところでしょうが、いきなりネイティブのクラスに入らないメリットは、子供の心理的なストレスが少ないという事です。周りの生徒も自分と同じように英語ができないので、プレッシャーも少なめですし、質問もしやすい環境になると思います。
英語の習得が遅れる事を心配する親御さんもいらっしゃると思いますが、英語はいつか必ずできるようになります。逆に心配しなければならないのは日本語のレベルが落ちる事なので、ここはゆっくりスタートでも大丈夫だと思いますよ。
しかしこのNexusの英語コースのデメリットは8月の入学期を逃すと入れないという事です。もちろん英語がある程度できれば途中入学できるのですが、3月〜4月に異動が多い日本人にはちょっと入りづらいタイミングかもしれませんね。
新しくMRTが延長されたMarine Paradeエリアにも比較的近いので、イーストののんびりした雰囲気がお好きな方には良いかもしれません!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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